2021年12月11日土曜日

アレの話をついに

スーパーで知り合いの主婦と遭遇。少しお喋り。身内の子供が、アレの後胸が痛くなって医者へ行ったと言う。

この種の話を身近で初めて聞いた。どの程度のものか知れない。しかし程度の問題ではないと思う。なにしろ、後戻りのできないことだと聞いている。 いつの間にこんな世の中になったのか。もともと子供にどれ程の理由があるのか。すこし立ち止まって考える余裕もないのか。人間はいったいどうしてしまったのだ。

もう受け止めるしかないと主婦は言う。子供は学校で、自分だけ別というわけにも行かぬ。もうあっはっはよ----主婦はそういう。

この人とは親しいから世間話もするのだ。周辺の人とはもう世間話もしない。だから、現実がどうなっているのか、まったくわからない。

どうもなければいいね。そう言って別れた。しかし、どうもないはずがないのだ。子供はこれから長く生きる。それがいったいどのようなダメージなのか、本当はだれも知らないのだろう。

いや、わかっているのかも知れない。きっとそうだ。しかしもうとぼけることになっているのだ。

明日はどうなっているのか、そんなことをぼんやりと考える。元々自分など、何があってももう大して生きる時間は残されていないが。

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